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もう両親とは関わるべきではない・・・。
ダンナさんもハッキリそう言った。
「期待しては傷ついて、そのくり返しだろ?それでも君はどこか、実家に期待している。DV夫にすがる女と一緒だよ。『実はやさしいところも・・・』なんて考えて実家に惹かれる。そして傷つけられるたびに発狂して・・・。もうあきらめたほうがいい」
じゃあ、どこに帰ればいいの?帰るところはないの?
とめそめそ泣き続けるわたしに、ダンナさんは言った。
「ここが家でいいじゃん。それじゃダメなの?」
結婚前、けっこう冷たい人だった。そのダンナさんが、結婚したとたん、なんでこんなに優しいんだろう・・・。
実家を断ち切ること。ひとつの課題。
職場や友人関係の既婚者の女性たちは、みんな
「やっぱり実家だよね!」
と言う。実家に嬉々として帰る。
周囲のサポートと愛情に後押しされて、喜んで子供を産み、祝福されている。
私の両親はたぶん、子供が生まれても手助けどころか、見にも来ないだろう。
なぜなんだろうね。
新聞や小説には、「子供を愛さない親はいない」とたくさん書いてあるし、
友人たちは口をそろえて、「最終的に助けてくれるのは実の親。親ってありがたいよー。感謝しなきゃ!」
などと言う。
私の親は、結婚してから私の新居を見に来たことはないし、見に来る話もないし、
「たまには帰ってきたら」なんかないし、たまに用事があって電話してきても、
一方的に自分のことをまくしたてて終わりだし、手紙が届けば「自分がどんなに思いやりがある、いい親か」
という陶酔をちりばめた演出にあふれている。
飢えはしなかったし、大学まで出してもらったのは、感謝すべきことなのだろう。
でも、欲しくもない、関心もない娘をどうして産んだのか、両親への疑問は消えない。
世間には言えないね。「親に感謝しなきゃ!」って言われるね。